雲南市議会映像アーカイブ

令和5年 3月定例会

梶谷佳平 議員
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1.地元高校への進学支援について
直近の新聞報道等を見ると、国会では異次元の子育て支援策を打ち出している。島根県内の他市町は、令和5年度の最重要課題は「子育て支援・定住対策」として予算に盛り込んでいる。雲南市は災害復旧を最優先としており、それは市民生活の安全安心を守るため重要なことと思う。しかし、子育て・定住支援も同程度か、それ以上に重要な問題と思う。しかしながら子育て・定住支援に力を入れていると言っている雲南市の「子育て・定住支援」予算は昨年並みとなっている。その結果、若者世代の転出が止まらない。加えて地元高校への入学志願者は、定員に程遠い。地元の中学生からも選んでもらえない状況となっているのではないか。地域に魅力がなければ人は集まらない。子供たちや若い世代がいなければ地域に活力がない。まず足元から固めて行かなければならないとの思いから、以下の質問をする。
(1)市長は、地元高校の魅力化アップと言っているが、地元高校への志願者数を見て今後、市としてできる対応・対策は何か。
(2)地元高校への各種支援策を考えたことはあるのか。
(3)各中学校への対応は、どのようなことを言っているのか。
2.子育て支援について
地方での暮らしが注目される今、他市町村以上に強力な「子育て・定住支援」を行い、人口減少という負のスパイラルを一刻も早く止めなければならない。そして、魅力ある雲南市として、若者を引き付けることが必要ではないかと思う。
「子供は家庭で見るものだ。」と昔は言われた。今、保護者は保育園・幼稚園等での支援を求めている。第2期雲南市子ども・子育て支援事業計画の中に、「雲南市は共働き家庭が多い」とある。共働きはサラリーマン家庭だけでなく、自営業者である農業、卸・小売り、サービス業等の事業を行っている家庭でも少なくない。
(1)保育園・幼稚園等への入園について伺う。
①サラリーマン家庭と自営業者の乳幼児では、入園条件に差はあるのか。
②全ての乳幼児が、保護者が希望する保育園・幼稚園等へ入園出来ているのか。
③雲南市で無園児童は、どの程度いるのか。
(2)奨学金制度について伺う。
①中学卒業後の進学支援として、雲南市の奨学金制度はどのようなものがあるのか。
②雲南市として奨学金免除支援についてどのように思うか。
3.産業振興について
令和4年12月の有効求人倍率は、雲南地区は依然高い。島根県全体では、1.85倍(11月1.72倍)。正社員だけの求人を見ると1.76倍(11月1.64倍)と上昇し、松江・出雲に比べ0.3~0.4倍高く、県東部では一番高い。
先般、市内企業との話し合いの中で、誘致企業が市内外で募集すると「我々の従業員がそちらへ行ってしまう。大手や誘致企業の求人支援は、UIターン者を優先に支援してほしい。」との声があった。過去に、市外大手企業が大幅な求人を行った際、市内企業は従業員が奪われかなりの痛手をこうむった。
(1)市内中堅企業の求人支援と小規模企業の求人支援について伺う。
①雲南市として、市内中堅企業と小規模企業の求人支援に違いはあるのか。
②市内企業の新たな求人支援策について計画があるのか。
4.高齢者支援について
先日、市内の高齢者の方から「運転免許証を返納すると、病院や買い物に行くのにタクシー代が高額となるが、何とかならないか。」と相談があった。
(1)雲南市として免許返納時の支援、高齢者の負担軽減について伺う。
①高齢者のタクシー利用における高額負担支援はあるのか。加えて、タクシーの1回乗車で使える優待乗車券の券面額が1,500円は、少ないのではないか。
②だんだんタクシーは、1乗車300円と低額ではあるが、町をまたげない。対応策はあるのか。
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